くにびき海岸大橋「モニュメント・親柱」

国引き神話:
昔、ヤツカミズオミツノノミコトが、出雲の国を見て、「八雲立つ出雲の国は、細長い布のように小さく、まだこれからの国だ。どこからか国を引いてきてぬいつけなくては」と思い立ちました。
海の向こうを見渡して、新羅という国を見てみると、国のあまりがあります。
そこで、大きなすきを手にとって、大きな魚の身をさくように新羅の土地をぐさりと切りはなしました。
そこに三つよりになった強い網をかけ、霜枯れたかづらを「くるや、くるや」とたぐり寄せるように、また、河船を「もそろ、もそろ」と引くように、「国来、国来」と言いながら、引き寄せました。
くにびき海岸道路の神通川にかかるくにびき海岸大橋にこの網を模したモニュメントが建てられました。
引用:「ふるさと読本いずも神話」より

くにびき海岸道路の神戸川にかかる「くにびき海岸大橋」にこの網を模したモニュメントが建てられました。

種類 エクステリア
大きさ H400cm W2,500cm D300cm
素材 アルミ
設置場所 島根県出雲市 くにびき海岸大橋
設置年度 2000年11月
作成期間 6ヶ月

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